2018年の日本ワイン動向

2018年はなんと言っても、国税局によって日本ワインに関する表示基準が設定されたのが一番大きな出来事だったのではないでしょうか。これにより、「日本ワイン」という名詞が明確に定義され、ブランド力を持つことになりました。このブランドをどこまで育てていけるのか、ここからが日本の生産者とワインラバーの勝負になっていくことと思います。DWWAでは金賞を3つと多数の銀賞の受賞がありました。初出品ながら金・銀1つずつ受賞した白百合醸造や、2015年の設立からわずか3年で銀賞を受賞したドメーヌ・ヒデが印象的です。日本ワインの歴史にとって、ひとつの「大きな節目」であり「スタート」であり「リスタート」でもあった年だったのではないでしょうか。


Japan Wine Challenge

概要

日本最大規模のワイン品評会です。日本ワインだけではなく世界中からワインが集まって日本で審査します。目的については、公式サイト内に以下のように記されております。

小売業者の皆様との係わり合いを拡大していくことに焦点を当てていくことで、市場と消費者に広く役立つ情報を提供していきたいと考えております

Vinetreeの視点

日本ワインは惜しくもトロフィー賞を逃してしまいましたが、金賞・銀賞へ多数のワインが選ばれています。世界で評価される日本ワインが、こんなに沢山あるのに、国内での認知が足りていない状況ですね。Vinetreeも、もっと頑張って情報発信していかなければなりませんね。

公式サイト

http://jp.japanwinechallenge.com/


日本ワインコンクール

概要

Japan Wine Challengeとは異なり、こちらは日本ワインに限定したコンクールです。公式サイト内に目的として以下のように記されております

国産原料ぶどうを使用した日本ワインの品質と認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位 を高めるため、日本ワインコンクールを開催します。

Vinetreeの視点

2018年は募総数が多く、2014年に並ぶ量でした。特に目を引いたのが、甲州部門の、月山ワイン山ぶどう研究所の「豊穣神話 甲州」の金賞でした。昨年の銅から大躍進ですね。2019年も要チェックです。

公式サイト

https://www.pref.yamanashi.jp/jwine/


Japan Winery Award

概要

今年、新設された賞です。これはワインではなくワイナリーを評価するというもので、このアワードの目的は公式サイト内に以下のように記されております

日本の自然の恵みと、造り手の思いが詰まった日本ワイン。その一本一本が、テロワール(気候風土)や人となりを雄弁に語っています。どれもユニークなものだからこそ、どのワイナリーのワインを選ぶかはとても難しい選択です。消費者のみなさんが、ワインを愉しむ一助となることを願い、ここに優れた品質のワインを生み出すワイナリーを表彰します

なお、審査基準や審査方法、格付けの説明も詳しいものが公式サイト内にあるので、そちらをご覧ください。

Vinetreeの視点

初年度ということで、過去と比べようがないのですが、錚々たるメンツが並んでおります。新進のワイナリーは、いつか、ここで評価されることを目指して励みにしたり、現在、評価の良いワイナリーは評価を落とさぬように緊張感を持ったりするのでしょう。

公式サイト

https://www.japan-winery-award.jp/


Sakura Japan Woman Wine Award

概要

ワインの女性だけによる審査会ですね。このアワードの目的は公式サイト内に以下の記されております。

世界でも珍しい女性だけによる審査会は“美味しく”、“料理に合う”、“コスパの良い”ワインを探すために始まりました。私たちは世界のあらゆる国の料理を楽しみ、世界中のバラエティー豊かなワインを身近で求めることができます。日本女性の味覚で、女性ならではの視点で選ばれたワインは、多くの方から好感を得ています。

現在、家庭において食卓を預かるのは女性が多いことでしょう。その女性にワインを好む人が多くなれば、家庭でワインを囲んで食事をゆっくり楽しむ文化が根付き易いかも知れません。日本のワイン文化を育てる観点において、今後、女性の共感を得るワインアワードの存在は重要になってくるかも知れません。

Vinetreeの視点

日本ワインもかなりの本数選出されています。日本ワインでは甲州とマスカット・ベーリーAが多く選出されている印象です。洋食だけでなく家庭料理にも合わせていくニーズがあるのでしょうか。価格帯としても一通りのものが選ばれていて認知度も、その重要性も共に高くなってきているのだと感じられます。

公式サイト

http://www.sakuraaward.com/jp/


今年の思い出深かった3本をご紹介!

Vinetreeご意見番 t氏a.k.aいしだ

記事の上でも甲州の話ばかりしているし、ここでは甲州のワインを除かないと特色の無いリストになってしまいそうなので、このようにリストアップしました。(ヴィンテージは省略)

1.熊本ワイン 菊鹿シャルドネ

2.リタファーム & ワイナリー 花火 旅路

3.北海道ワイン 葡萄作りの匠 北島秀樹 ケルナー


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どこまでも元気に突き進む! Vinetee広報担当 りょーこ

ワイン的ベスト

1.ルサンクワイナリー シャルドネ樽熟

2.SADOYAワイナリー smoke

3.Kisvin ルビー


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今年飲んだワインの数?忘れた! Vinetree社長はった

ファンキーシャトー メルロ

ドメーヌ・ミエイケノ  月香シャルドネ

ヤマザキワイナリー バッカス


2018年の更新はこれでおしまい!本年はご愛読いただきありがとうございました。

新年からはまた新しい企画を計画中です。2019年もVinetreeMAGAZINEをどうぞご贔屓に!

それでは皆様、良いお年と良いワインを!

VineteeMAGAZINE編集部

VinetreeMAGAZINE

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