「魅惑のギャップ」に萌える(前編)

まだまだ知らないことばかりだけれど、日本ワインをもっと知りたい!と意欲満々のワタシ、ヴァインツリー編集部員・りょーこが、ワイナリーを訪ねて感じたあれこれをお伝えします。こんなことを聞いたら怒られるかも…なんて、ちょっとおっかなびっくりのレポートですが、同じように日本ワインをもっと知りたい! というみなさん、どうぞご一緒に。



episode 4_1
横濱ワイナリーの「魅惑のギャップ」に萌える(前編)

ハマワインを醸す「横濱ワイナリー」へ

元町・中華街駅から徒歩5分。プランターから伸びる大きなぶどうの木が目印です。

高速道路の高架下、ワイナリーさんの裏手は船着き場という立地。元町からのお散歩でも、ショッピングでも立ち寄れる気軽さは、本当にうれしいです。

もし、私がこのあたりにする素敵なマダムなら「今日はお出かけでママ疲れちゃったからシュウマイに合わせるワインないかなぁ」なんて考えながら立ち寄るかも。だって、横濱ワイナリーさんは乙女ゴコロをくすぐるものばかり。

店構えも店内のインテリアも何もかもがオシャレ。そして、このワイナリーの取締役であり醸造責任者でもある町田佳子さんも、とってもステキな女性なのです。

だとすれば、さぞかしチャーミングなワインかと思いきや!? ギャップに驚きっぱなしの横濱ワイナリーさん訪問をレポートします。


横浜のクラフトワイン造りの現場

まずはワインの醸造所へ。お邪魔して最初に飛び込んできたのは、海! 最奥の窓の向こうに広がるのは、船が行き来する景色でした。こんなロケーションのワイナリーさんは初めてです。

室内はコンパクトながら、作業しやすく整頓されています。繁忙期には10名前後のお手伝いさんがいらっしゃるとか。

その中で気になったものが、果汁を手絞りする圧搾機でした。昔ながらの方法で絞る果汁は18時間。大変な作業になりますが、「スペースの関係でコレしか置けなかったんです」と町田さんは笑いますが、お手伝いに来てくださる皆さんが協力してくださるとのこと。

丁寧に時間をかけて造る。ワインの醸造に関わった方々は、より一層ハマワインに対する思い入れが強くなるんだろうなと感じました。

また醸造所入口付近はまるで実験室のような環境になっており、そちらでワインのアルコール濃度を計ったり、ワインボトルのスクリューキャップを取り付ける作業も行っているそうです。

さてさて、気になるお味やいかに? 次回のテイスティングに続きます!


横濱ワイナリー

https://yokohamawinery.com/

住所:神奈川県横浜市中区新山下町1丁目3−12

電話:045-228-9713

会社営業時間

定休火曜日、12:00−18:00営業 土曜のみ11:00-19:00

月曜 12:00〜18:00 販売

火曜 定休

水曜 12:00〜18:00 販売

木曜&金曜 12:00〜17:00 販売  17:00〜20:00 販売& tasting bar

土曜 11:00〜20:00 販売& tasting bar

日曜 11:00〜18:00 販売& tasting bar

ショップ営業時間:9:00~16:30

ショップ定休日:年末年始

見学:ワイナリーツアーあり(要予約・有料)


【りょーこ プロフィール】

Vinetree株式会社 メディア担当

1990年生まれ・千葉県出身。食べ物、お酒をこよなく愛する。最初は海外のデイリーワインから始まり、まもなく日本ワインのとりこに。家飲みでは飽き足らず飲み歩く日々。最初から最後までハッピーな気分で飲みきれるワイン、悲しいことがあった時に付き合ってくれるワインたちが大好きです!

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