VinetreeVIEW vol.21

小樽でつくりだされた「幸せのワイン」を味わう

OSA WINERY 幸せのワイン

JR小樽駅から徒歩7分。歴史的な建造物が数多く残されているこの街に、福岡県出身の長(おさ)直樹さんが、伴侶の真子さんと2人で「OSA WINERY(オサワイナリー)」を開いたのは2015年のことだ。

2人でワインをつくると決めてから、3年かけて全国100箇所以上の場所を見てまわり、最終的にたどりついたのが小樽だった。決め手は冷涼な気候条件や、ぶどうの産地である余市町に近いこと、さらに近隣の岩見沢市でつくられたワインに感銘を受けたことが大きかったという。

築100年の石蔵を改装し、1階に醸造所を、2階にショップとテイスティングバーを設置。これまでは余市の契約農家から仕入れたぶどうを使っていたが、それに加えて今年からは自社畑で栽培したぶどうを使ったワインがリリースされる。

何よりもぶどうの香りを生かすことにこだわり、ラインアップは白とロゼのみ。看板銘柄は、デラウェア主体の「O(オー)」、黒2種+白2種の掛け合わせを楽しみたい「I(アイ)」、さらに小樽発祥の品種「旅路」を用いた「tabi」などで、いずれもそれぞれの個性を表現しながら、絶妙なバランスに仕上げられている。

そんな「OSA WINERY」のコンセプトは、ワインのあるシーンをまるごと楽しみ、そこにいるすべての人々を笑顔にする「幸せのワイン」。ワイナリー内で年に数回、ライブやワークショップを催しているのも、ワインと共にある時間をハッピーにしたいとの思いからだ。

生産量は年間8000本という希少性ゆえ、入手ルートは限られているが、だからこそ小樽を訪れたなら、「OSA WINERY」のテイスティングバーにぜひ立ち寄っていただきたい。寿司や家庭料理と自然に合わせられる妙味の一端が体感できるはずだ。

VinetreeMAGAZINE 編集部


OSA WINERY

http://osawinery.com/

TEL. 0134-61-1955

住所 小樽市色内1丁目6番4号 OSA WINERY

営業時間 金曜日&土曜日 13:00~19:00

定休日 月・火・水・木・日

(※2019年3月時点の情報です。季節や仕込み状況により営業日が異なることがあるため、ホームページや電話でご確認ください)

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